本部と店舗の関係

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本部と店舗

スーパーマーケットである田子重はチェーンストア方式によって経営されています。チェーンストアにはいわゆる「本社」というものはなく、ひとつの「本部」と複数の「店舗」によって成り立っています。
では、「本社」と「本部」はどの様に違うのでしょうか?「本部」は「店舗」の上位にはありません。「本部」と「店舗」は対等の関係なのがチェーンストアです。 「本部」「店舗」の違いは職位ではなく、役割の分担となります。「店舗」は『売る』ということに専念する組織であり、「本部」はそれぞれの店舗の活動をサポートする役割があります。 それぞれの役割分担であり、上下の関係ではないのです。
各店舗では全体で決められたルールに従って、店長が中心になって販売活動を行います。これを『店長主導型店舗』と呼んでいます。 店長は店内で発生する問題のすべてに責任を負いますが、それに見合う権限が与えられています。
そうは言っても、店長がすべてを勝手に行っているわけではありません。本部が行うべき『作』を考え、店舗はそれに沿って『演』を実行する。そのような役割分担をしています。

作と演

「作」と「演」は次のように考えると分かりやすいと思います。「作」である本部は作曲家、「演」である店舗は演奏家、そのように考えてみてください。
作曲家も演奏家もどちらもそろって、初めて観客に楽曲が届きます。そして、そのどちらも創造的な役割を果たしています。両者の関係は、一方だけが重要で他方は単純作業ということはありません。 同じように重要な役割を相互に果たして初めて結果が出せるのです。
チェーンストアも同様だと考えています。季節や行事に合わせた販売計画を考えて環境を整える「作」としての本部と、その計画をより効果的に実現するための店舗の「演」。 そのどちらもが揃って、初めてお客様にご満足いただける売場が実現できるのです。 当然、本部と店舗は対等の関係ですので、「作」と「演」も一方通行ではなく、作を演じるうえで見つかった問題点や「こうすればもっとよくなる」といった改善点はその都度、店舗から本部へ伝えられて次の「作」につながっていくことになります。
店舗が本部と同格でなく、上下の関係であれば、一方的な指示(命令)となり組織は硬直していきます。お互いが対等の関係であればこそ、即座の情報交換、改善対策が行われ、より良い店舗・売場の実現につながっていきます。
そして、そのカギを握っているのは直接お客様に接している店舗のリーダーである店長なのです。店長の思いが「作」に反映され、実際に「演」として実現される。そんな店長主導型の店舗運営を行っています。

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