安全で、おいしく、
お手ごろな商品を通して、お客様に豊かな食生活をお届けするために。
わたしたちは「ふだんの暮らし」を
愛し続けます。
食べることが好き、
そして、日々の暮らしが好き。
そんな思いを大切に、
お客様の毎日の食卓に、
おいしい笑顔を広げていきたい。
一人一人が「ふだんの暮らし」のプロとして、誇りを持ち、
たくさんのお客様に愛され、
選ばれるお店になっていきたい。
田子重の一人ひとりからお客様へ、
お店から地域へ、安心と信頼と、
そして何より
幸せの輪を広げていくことが、
わたしたちの願いです。
田子重の理念体系 Philosophy system
田子重の ミッション
社会の中で果たす役割
- 豊かな食生活をお届けする。
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おいしく、値段も手ごろで、安全であること。
(補充、発注、仕入交渉、商品化、管理業務等全ての活動はこの目的に沿っていなければならない)
田子重の ビジョン
⼀⼈⼀⼈がプロとして仕事に誇りを持ち、便利で使いやすいスーパーマーケットを実現することでお客様に愛され、選ばれるお店を⽬指す。
田子重の バリュー
姿勢・価値観
従業員が幸せを感じ、楽しく生きがいを持って働ける職場でお客樣の「ふだんの暮らし」を愛し、喜ばれる人材を育む。
「従業員の幸せを考える」「プロ意識を持つ」「⽥⼦重としての独⾃能⼒を磨く」など、
⽥⼦重の姿勢、⼀⼈⼀⼈が共有する価値観、仕事をする上での基本的考え⽅。
田子重の経営理念18条
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第一条 潰さない会社を目指す。
会社が潰れれば、従業員、取引先、消費者すべてが不幸になる。潰れないための、商品開発、従業員教育、効率化促進、正しい設備投資を行わなければならない
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第二条 従業員の幸せを考える。その後、お客様の利益を考える。
働く人が楽しく生きがいを持って働き、幸せにならなければ、ならない。
働く場は、生活の中で多くの時間を費やす場所であり、同じ時間ならば、有意義に働けるように、企業として考えよう -
第三条 お客様を向いて仕事をしよう。
お客様に喜んで頂き、満足して頂くことほど幸せな仕事はありません。給料は会社からではなく、お客様から頂いています。お客様に心からの感謝の気持ちを持つべきです。
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第四条 従業員は全て会社の代表である。お客様と1対1の関係になることが多くあり、自らで判断しなければならないことがある。その場合は「客の立場になって」「良かった」と思って頂かなければならない。その判断に対し、上司は褒めなければならない。
マニュアルは最大公約数として定めたものであり、マニュアルでは判断できない事柄も多い。また入社間もない従業員はマニュアルを熟知していない。その場合に「客の立場に立って」判断した事柄は、基本的に良い判断である
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第五条 田子重としての独自能力を磨かなければならない。そのためには、本業に専念し、食品小売業としての競争力を高めなければならない。事業領域は以下に絞って専念する。
●食品を中心としたスーパーマーケット
●静岡県内への集中立地
●持ち帰りのみとし、宅配、通販は行わない。 -
第六条 生活者が何を求めているか常に考えて業務に臨もう。
「顧客が何を求めているか」によって田子重が行う業務のあり方が変わってくる。
生活者が求めるものを提供することに注力しなければ田子重は生き残れない。生活者が必要としないものを提供しても意味がなく、無駄である。生活者が求めるものは時代によって変わる。常にアンテナを張らなければならない -
第七条 ワクワクする売場を目指そう。そのためには、品質(味・鮮度)、品揃え(豊富さ)、価格(まあまあ安い)、サービス(接客・販売促進)、変化(季節感・新商品)を追求することが必要である。
価格は、「高い」、「まあまあ安い」、「安い」のうち「高い」と思われたら来店してもらえない。「まあまあ安い」を実現するために、原価交渉、ロス削減、効率UPを常に図るべきである
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第八条 自然災害(地震、台風、洪水、噴火)や人的災害(火事、テロ、交通事故、停電、健康被害、伝染病、サイバー攻撃)が発生した場合の対応について。まず、お客様、従業員の命を最優先する対応を講じてください。その後、経営を維持するための対策を行って下さい。
危機対応の際は、瞬時の判断が求められたり、通信の途絶によって上長に連絡できず、最前線の従業員が行動する必要があります。社員、パート、担当部署を問わず、とっさの判断で命を最優先する対応を取って下さい
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第九条 従業員の評価は仕事の成果で判断しなければならない。貢献した従業員が報われるような制度を常に目指すべきである。
年齢、性別、人種、国籍、信条、出自、宗教、社歴、契約形態に関わらず、貢献した業務の内容に注目しなければならない
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第十条 どのような立場の従業員も、取引先に感謝の念を持ち、決して尊大な態度を取ってはならない。
田子重は無数の取引先によって支えられている。取引先の支援がなくなれば、直ちに営業ができなくなってしまう。
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第十一条 100年企業を目指そう。従業員から、消費者から、愛される企業を目指そう。
短期的な利益のみを追求することなく、長期的視野に立った企業活動を行おう
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第十二条 明確な目標、目的、コンセプトを全社、各部署、個人が持つ経営を目指そう。
全ての業務は究極的には作業である。しかし、その作業に理由・目的があるかどうかによって、意味のある業務か、そうでないかが決まる
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第十三条 全ての仕事には意味がある。「何度考えてもおかしい」と感じたら、上司に相談して仕事のやり方を変えていこう。
会社の規則・マニュアルは必要に応じて、常に変えていく必要がある。
「なぜこの仕事をやっているのか」「なぜこのやり方なのか」を突き詰めて考えて、より良いやり方に変えていこう。
「5回のなぜを繰り返せ」(トヨタ自動車大野耐一氏の言葉) -
第十四条 「自分たちの仕事を進化させること」自体が非常に大切である。
その際は、自分の仕事だけを考えるのではなく、「仕事全体の流れを見渡し、どのように改善すれば、品質がよくなり、効率的になるか、正確になるか」を考えなければならない。
田子重の仕事はチームワークである。自分の業務がプラスとなっても会社全体としてマイナスとなってはならない -
第十五条 他社の模倣は表面的には楽である。重要なこともある。しかしながら、自らの頭で考えて納得したうえで実行しなければ定着しない。
企業は、それぞれ歴史、社風、立地環境、存立基盤が異なる。田子重にとって何が良いか、判断しなければならない
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第十六条 従業員は経営者の手足ではない。各々が同時に頭脳でなければ仕事はうまく進まない。
「企業の目的」に沿って、各部署・各従業員が能動的に行動できるような企業にしよう。指示待ちをなくしていこう
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第十七条 成功・失敗を共有し、成功例は広め、失敗例は防ぐことを、常に仕組みとして作っていこう。
人間の記憶は曖昧なものであり、企業であれば異動によって担当業務の変更もありうる。企業として体験を共有し、改善しなければ進歩できない
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第十八条 常にプロ意識をもって業務に臨み、業務改革、能力開発を怠らない。
業務の対価として、給料を貰っている。専門性のある業務という意識を常に持って臨まなければならない。そうでなければ、業務は単なる苦役となり、改善への新たな発見もできない